盛大に開催
第41回全国陸上貨物運送事業労働災害防止大会は、平成17年11月15日、福岡市 福岡サンパレスにおいて、全国から2,000名を超える多数の参加者を迎え、 盛大に開催されました。
ご参加いただいたご来賓の皆様、また地元福岡県支部をはじめ各都道府県支部関係者の皆様の多大なご協力に、心より御礼申し上げます。
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アトラクション 〜 「黒田節」 「川筋太鼓」 〜
博多民踊協会の皆さんによる福岡県民謡「黒田節」の踊りと、川筋太鼓保存会による勇ましい筑豊の炭鉱夫を思わせる勇壮な「川筋太鼓」。
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第 一 部 〜大会式典〜
大会 第一部式典は、木村福岡県支部長の全国からの参加者に対する福岡県への歓迎の意と、「どのような状況にあっても災害はあってはならない」との開会の辞に より開幕しました。
木村福岡県支部長 |
次いで、主催者を代表して岡部会長が、「陸運業の労働災害は関係各位の真摯な労働災害防止活動により、死傷件数は基本的には減少傾向にある。しかし、今なお14,000人もの方々が労働災害に被災し、そのうち240人余の労働者が尊い命を失っている。当協会では労働災害の防止を通じて陸運業界の発展に寄与しているところであり、労働災害ゼロを目指して更なる対策に取組んでいく。」と挨拶しました。
岡部会長 |
つづいて、 来賓の厚生労働大臣、国土交通大臣、警察庁長官、 福岡県知事からご祝辞を頂きました。
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厚生労働大臣 祝辞 |
国土交通大臣 祝辞 |
警察庁長官 祝辞 |
福岡県知事 祝辞 |
(代読)
厚生労働省 |
(代読) 国土交通省 九州運輸局
与田 俊和 |
(代読)
警察庁 |
(代読)
福岡県 |
【安全衛生表彰】
優良賞10事業場、進歩賞36事業場、団体賞1事業場、功労賞11事業場、功績賞28名が、永年勤続表彰では12名、優良フォークリフト運転者表彰では208名が表彰 され、それぞれの代表者に賞状と記念品が授与されました。
岡部会長から受賞者に表彰状を授与 |
本大会 表彰に続き、開催に合わせて募集した安全衛生標語の入選作と入選者名が司会者により読み上げられ、顕彰されました。
松藤長崎県支部長より大会宣言(案)が力強く読み上げられ、満場の拍手をもって採択され、大会第一部式典を終えました。
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松藤長崎支部長 |
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第 二 部 〜特別講演〜
特別講演(1) 講演者「厚生労働省労働基準局 小野 晃 安全衛生部長」 演題 「安全衛生行政 の動向と今後の課題」 概要:作成中 |
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小野安全衛生部長 |
特別講演(2) 講演者「 博多町家ふるさと館 館長 長谷川法世」 演題 「走らんか!−国際交易2000年と博多山笠」 |
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長谷川法世氏 |
最後に、次回の全国大会の開催地である 兵庫県の北野支部長より、来年の神戸での再会のお願いと、労働災害撲滅に向けた今後の活動の誓いを込めた閉会の辞で、本大会の幕が下りました。
北野兵庫県支部長 |
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シンポジウム
本大会に合わせ、『
陸運業における労働災害防止の効果的な進め方〜陸運業労働災害防止5か年計画の中間年にあたって〜』と題して開催されたシンポジウムは、300名を超える多数の参加者を迎えて開催されました。
「これからの安全管理を考える」というコーディネーター小林實氏((財)国際交通安全学会
顧問)の言葉に始まり、パネラーを務められた黒木建一氏(白木運送有限会社代表取締役社長)からは
「「対話」と「指導」でドライバーを育てる」と題し、自社での交通事故の防止、荷役作業時の事故防止策について発表がありました。次いで大富政明氏((株)大富
代表取締役社長)より、「
交通事故・労働災害防止のための安全対策の取組み」と題し、自社でのISO9001の取得から各種ミーティングの開催までを紹介されました。最後に吉田春雄氏(
陸運労災防止協会宮城県支部事務局長)からは「運転管理日報システムの開発」と題して、同システム開発のきっかけから完成まで、それから現に同システムを活用されている事業場の声を紹介されました。