陸上貨物運送事業労働災害防止協会(厚生労働省所管の特別民間法人)では、平成27年度より、「フォークリフト荷役技能検定」を実施しています。
この技能検定は、フォークリフト運転者の安全・正確・迅速な荷役作業の技能を1級及び2級として評価・認定するもので、技能の向上を通じて荷役災害の防止を図るものです。
【トピックス】
【 平成30年度フォークリフト荷役技能検定を実施します
【1級】
【2級】 】 平成30年6月27日掲載
【
出張実技試験を実施します 】 平成30年5月11日掲載
【 フォークリフト荷役技能検定のご案内(漫画) 】
【
フォークリフト荷役技能検定のあらまし 】
【
フォークリフト荷役技能検定に関するQ&A 】
【
検定を導入された事例 】
【技能検定の職種・作業】
技能検定の職種は「フォークリフトによる荷役運搬作業」で、作業は「カウンターバランス式」及び「リーチ式フォークリフトによる荷役作業」です。
技能検定の対象とする業種は、陸運業、製造業をはじめ、フォークリフトを使用するすべての業種です。
【技能の程度】
⑴ 検定1級
フォークリフト荷役技能検定1級(以下「検定1級」という)の技能の程度は、フォークリフト運転技能講習修了後5年程度のフォークリフトによる荷役作業の実務経験を有する上級のフォークリフト運転者を標準として、安全、正確、迅速な荷役作業の高度な技能を有すると認められ、指導的役割を担える者です。
⑵ 検定2級
フォークリフト荷役技能検定2級(以下「検定2級」という)の技能の程度は、フォークリフト運転技能講習修了後3年程度のフォークリフトによる荷役作業の実務経験を有する中級のフォークリフト運転者を標準として、安全、正確、迅速な荷役作業の基本の技能を有すると認められる者です。
【技能検定試験】
技能検定試験は、
@ 学科試験
A 点検試験(実技)
B 運転試験(実技)
により行います。
【技能検定試験の合格者】
技能検定試験の合格者は、学科試験及び実技試験のいずれにも合格した者です。
学科試験の合格者はその点数が満点の80%以上の者です。また、実技試験の合格者は、点検試験と運転試験の合計点数が満点の80%以上であり、かつ、点検試験及び運転試験の点数がいずれも満点の60%以上の者です。
【受検資格等】
⑴ 検定1級試験の受検資格
フォークリフト荷役技能検定2級合格後2年以上の実務経験を有する者または、同等の者として別途定める者です。
⑵ 検定2級試験の受検資格
フォークリフト運転技能講習修了後2年以上の実務経験を有する者または、同等の者として別途定める者です。
【試験科目の免除】
学科試験合格者又は実技試験合格者については、それぞれ当該試験の合格者として、当該年度を含む3年度間については、合格した試験科目については受検を免除します。
【試験問題】
⑴ 学科試験
荷役作業一般、関係法令、及びフォークリフトの走行・荷役・力学についての基本的な知識を有しているかをみる試験です。
過去の学科試験問題と解答
⑵ 点検試験
作業開始前点検の項目について、一定の時間内に適切な点検を行うことができるかどうかをみる試験です。
【 カウンターバランス式点検試験参考動画 】
【 リーチ式点検試験参考動画 】
⑶ 運転試験
試験コースにおいて、一定の時間内に定められた方法で、適切な走行、運搬、荷の積卸し作業を行うことができるかどうかをみる試験です。
【 カウンターバランス式運転試験参考動画 】
【 リーチ式運転試験参考動画 】 【 リーチ式運転試験(積卸し)参考動画 】
【試験の詳細】
1級
試験科目 |
試験内容の概要 |
配点 |
学科試験 |
荷役作業一般、関係法令及びフォークリフトの走行・荷役・力学についての高度な知識(計50問、○×方式、 40分) 【試験細目】 |
300点 |
実技試験 |
(点検試験) |
作業開始前点検(43項目)の各項目のうち、不具合箇所を指摘し点検を行う。
【試験細目】 【作業開始前点検項目】 【作業前点検項目図】
試験時間:5分00分
使用車種:カウンターバランス式フォークリフト
使用メーカー:決定次第、当ページでご案内します。 |
100点 |
(運転試験) |
所定の運転コースで、適切な走行、運搬、積卸し作業を行う
【試験細目】 【運転コースレイアウト】 【運転操作手順】
試験時間:標準5分00秒
使用車種:最大積載量2.0t以上のカウンターバランス式フォークリフト(トルコン車)
使用メーカー:決定次第、当ページでご案内します。
使用積載荷重:1,000kg |
600点 |
2級
試験科目 |
試験内容の概要 |
配点 |
学科試験 |
荷役作業一般、関係法令及びフォークリフトの走行・荷役・力学についての基本的な知識(計50問、○×方式、 40分) 【試験細目】 |
300点 |
実技試験 |
(点検試験) |
試験内容:作業開始前点検(43項目)の各項目について点検を行う
【試験細目】 【作業開始前点検項目】 【作業前点検項目図】
試験時間:6分、打切り10分
使用車種:カウンターバランス式フォークリフト
使用メーカー:決定次第、当ページでご案内します。 |
200点 |
(運転試験) |
所定の運転コースで、適切な走行、運搬、積卸し作業を行う
【試験細目】 【運転コースレイアウト】 【運転操作手順】
試験時間:標準5分30秒、打切り9分
使用車種:最大積載量1.0〜1.5tのカウンターバランス式フォークリフト(トルコン車)
使用メーカー:決定次第、当ページでご案内します。
使用積載荷重:500kg |
500点 |
【合格基準】
合格者は、学科試験及び実技試験のいずれにも合格した者です。
学科試験の合格者は、学科試験の点数が満点の80%以上の者
実技試験の合格者は、点検試験と運転試験の合計点数が80%以上で、かつ点検試験の点数及び運転試験の点数がいずれも、それぞれの満点の60%以上の者
以下、1級・2級共通
資格科目の免除 |
学科試験合格者又は実技試験合格者については、それぞれ当該試験の合格者として、当該年度を含む3年度間については、合格した試験科目については受検を免除します。
|
受検申請の方法 |
※平成30年第1回の検定は10月10日(水)に実施します。詳細
→【1級】 【2級】
申込の開始は8月1日(月)からとなります。
受検申請の方法は、次の2つの方法でできます。
当ページ又は電話にて空席状況を確認後、
1 郵送による方法
以下の受検申請書をダウンロードし、申請書に必要事項をご記入の上、陸災防本部まで郵送してください。
2 FAXによる方法
以下の受検申請書をダウンロードし、申請書に必要事項をご記入の上、陸災防本部までFAXしてください。
【受検申請書(PDF)】 【受検申請書(Excel)】
受検申請書の記入方法
@受検科目:受検する試験の科目(学科・実技)を選択し、該当する科目を〇で囲んでください。
Aフリガナ:お名前のフリガナをカタカナで記入してください。
B氏名:氏名を楷書で記入してください。
C性別:該当する性別を選び○で囲んでください。
D生年月日:和暦で記入してください。
E受検地:上記の受検地コードを参照し、該当する試験地コードと受検地を記入してください。
F現住所:個人で申請される場合、受検票及び結果通知の送付先となりますので、正確に記入してください。
G勤務先:勤務先会社が申請する場合、受検票及び結果通知の送付先となりますので、正確に記入してください。
Hフォークリフト運転業務従事経験:受検資格の要件となりますので、正確に記入してください。また、主なフォークリフトによる荷役作業業務の内容をご記入してください。
Iフォークリフト運転技能講習修了証(写):受検資格の要件となりますので取得しているフォークリフト運転技能講習修了証の写しを貼
り付けてください。 |
受検手数料と返戻について |
⑴ 1級検定試験
@ 学科試験受検手数料 5,000円(税別)
A 実技試験受検手数料 25,000円(税別)
⑵ 2級検定試験
@ 学科試験受検手数料 5,000円(税別)
A 実技試験受検手数料 20,000円(税別)
受検日の1か月前までにキャンセルした場合は受検費用を全額返戻しますが、それ以降は返戻しません。 |
振込先 |
みずほ銀行 芝支店 普通預金口座 4518801
口座名:陸上貨物運送事業労働災害防止協会 フォークリフト荷役技能検定口
※ 振込み手数料は申込者にてご負担願います。
※ 振込者名に受検者名を記載してください。
※ 口座名は入力可能な範囲で入力してください。(字数制限のある場合)
※ 銀行発行の振込金受領書をもって領収書に代えさせていただきます。特に請求書・領収書が必要な場合は受検申請書にその旨ご記入ください。
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受検票について |
受検申請受理後、受検手数料の払い込みが完了した方には、学科試験の2週間前までに受検票をお送りします。 |
試験当日の持ち物等(学科・実技両方の方) |
受検票
筆記用具
身分証明書(運転免許証、保険証等)
フォークリフト運転技能講習修了証
作業服、保護帽
※点検ハンマー
※ウエス
※の物は、受検地でも用意しています。 |
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