フォークリフト荷役技能検定2級 出張試験のご案内
陸上貨物運送事業労働災害防止協会(陸災防)では、平成27年度より、フォークリフト運転技能講習修了者等を対象として、より安全で正確かつ迅速なフォークリフトによる荷役作業を評価・認定し、労働災害の防止に寄与することを目的として、フォークリフト荷役技能検定を実施しています。
このたび、フォークリフト荷役技能検定を希望する企業のニーズに対応し、フォークリフト荷役技能検定の利便性を高め、同制度の一層の普及促進を図るため、フォークリフト荷役技能検定2級 出張試験(出張試験)を実施いたします。これまで、実施日、場所等の関係で技能検定を利用することが困難であった企業等からの申し込みをお待ちしています。
出張試験の概要
陸災防の運営スタッフ(審査員、事務職員)が、希望する企業等の施設(試験会場)に出張し、希望企業等の受検者に検定2級試験を実施するものです。
なお、試験会場は、希望企業等の施設を原則としますが、自前で試験会場を用意できない場合は、検定を実施している最寄の陸災防支部の会場を借用し実施することも可能です。
実施要件
次のすべての要件を満たすこと。
- 1 学科試験会場(会議室等)の用意ができること。
- 2 点検試験及び運転試験に使用する最大積載荷重1トン~1.5トンのカウンターバランスフォークリフト(トルコン車)を各1台、又は最大積載荷重1トン~1.5トンのリーチフォークリフト(バッテリー車)を各1台用意できること
- 3 次に定める運転試験コース(障害物の設置含む)を設定できること
- なお、運転試験コースは、平坦で凹凸のない路面であること
- 4 積載荷重(500㎏)を用意できること
- 5 審査員控室、集計室等実技試験実施に必要な施設を用意できること
- 6 出張試験受検予定者数が1回10~20人程度であること
上記人数を下回る場合または上回る場合は、別途協議。
なお、出張試験予定者は、希望企業等の所属労働者に限らず、関係協力会社所属労働者等も含むことができる。
出張実技試験の流れ

- 1 実施申込み
企業等は、出張試験実施を希望する日の3か月前までに、出張試験実施申込書を陸災防本部に提出してください。(図①)
【出張試験実施申請書】
- 2 実施可否の確認
試験実施陸災防支部(企業等の最寄の試験を実施する陸災防支部)は、企業等が実施要件に該当するか否か確認するとともに、出張試験実施可能日について、日程調整します。(図②、③、④)
- 3 受検料・実施費用請求書送付
企業等が実施要件に該当し実施可能となった場合には、陸災防本部は、企業等に、実施申請書等の提出について通知するとともに、受検予定者分の受検料及び出張試験実施費用の請求書を送付します。(図⑤)
- 1 出張試験実施費用:50,000円
但し、10人を超える場合は、受検者1人当たり5,000円
- 2 受検料:実技22,000円 + 学科5,500円 = 27,500円(税込)/人
試験会場が遠隔地の場合、上記費用とは別に実施責任者、審査員の出張旅費が必要です。
- 4 受検料・実施費用等納付
企業等は、受検料及び出張試験実施等費用を陸災防本部の指定口座に振り込んでください。(図⑥)
- 5 実施申請及び受検申請書提出
企業等は、陸災防本部に振込証を添付した出張試験実施申請書及び受検者毎の受検申請書を陸災防本部にFAX又は郵送にて提出してください。(図⑦)
- 6 受検票送付
陸災防本部は、企業等に、実施日のおおむね2週間前までに、受検票を送付します。(図⑧)
- 7 出張試験実施
出張試験実施日に、試験実施陸災防支部から審査員、職員が企業等の施設(試験会場)に出張し、企業等の受検者に検定2級実技試験を実施します。
点検試験、運転試験の試験項目等は、次のとおりです。(図⑨)
- 8 合格結果通知
出張試験実施日のおおむね2週間後に、陸災防本部は、企業等に出張実技試験に合格した者について合格通知書を送付します。(図⑩)
4 お申込み、問合せ先
陸上貨物運送事業労働災害防止協会
技術管理部 担当 木下・滝谷
〒108-0014
東京都港区芝5-35-2 産業安全会館10階
TEL 03-3455-3857
FAX 03-3453-7561
E-mail takitani&rikusai.or.jp(迷惑メール対策のため、&を@に変えてください)